つむきだん
2018.1.31 – 2.18

つむきだん。そもそものきっかけは3年前、三重県大台町と今古今とのコラボレーション企画「木食同源」という山村活性化対策事業の展示の中での雑談からはじまりました。

「大台町きっての有名な大工であった廣田さんのガレージには木取りをして何十年も寝かせている大台町の素晴らしい材木があるんですよ。」
「今はもう大台町ではほとんど見ることのなくなった貴重な『とがさわら』など、素晴らしい大台町の木の歴史、物語が詰まっているんです。」
「本来、湿度や環境が一緒のその土地の木材を使うことが家を建てるのに一番良いことなんです。」
「大台町に暮らすひとが自然と共に暮らしてきたその土地の歴史のようなものを何か形にできないですかね?」

話を聞けば聞くほど、大台町の自然の美しさや変化、暮らすひとの知恵や文化の伝承、色々なものがまちに住む我々にとって見落としてしまいがちな要素が詰まっていました。

「大人の積み木」というコンセプト、

 

 

伊東さんの展示に向けたメッセージ

2018年は、独立して15周年という節目の年になります。
これまでの自分の仕事を振り返り、この1年はじっくりと「食器」に取り組んでみたいのです。

少し前から気になっている器があります。
「なます皿」という昔の器をご存知でしょうか?
一見すると古臭い生活雑器のようですが、私には受け入れるものを拒まない懐の深さがあり、料理を支える安定感抜群の器に思えるのです。

こういった古くからある「まなす皿」のような魅力的な和食器を取り上げて、その本質を求めて制作した器の数々を「Basics」としました。
本展ではその「Basics」の第一歩を踏み出したいと思います。

陶作家 伊東正明

 

#伊東正明Basics

  • Bas
  • Bas