伊東正明 陶展「Basics」
2018.1.6 – 1.28

陶作家 伊東正明さんの、湯河原のみかん灰からつくられるターコイズブルーのように美しい灰釉の器「氷雪」。洗練された薄くてきれいなシルエットが多い伊東さんの器ですが、今回の展示にあたって、今古今として「くらわんか」碗をつくってほしいとお願いをしました。
そうしたところ、伊東さんからも常々つくりたいとおもっていた「なます皿」という器があると伺い、あれよあれよと意気投合して今回の展示「Basics」のコンセプトへと繋がりました。

いつもより無骨で分厚いフォルムの器たち。でも分厚くつくられた器は、そのかわりにやさしい佇まいを持ち、ああ、これも伊東さんの手が持つ感覚「Basic」のひとつなのだなあ、と新たな世界観の発見にとても嬉しくなりました。ぜひいつもと違う伊東さんも楽しみに、「Basics」の展示へいらしてください。

 

 

伊東さんの展示に向けたメッセージ

2018年は、独立して15周年という節目の年になります。
これまでの自分の仕事を振り返り、この1年はじっくりと「食器」に取り組んでみたいのです。

少し前から気になっている器があります。
「なます皿」という昔の器をご存知でしょうか?
一見すると古臭い生活雑器のようですが、私には受け入れるものを拒まない懐の深さがあり、料理を支える安定感抜群の器に思えるのです。

こういった古くからある「まなす皿」のような魅力的な和食器を取り上げて、その本質を求めて制作した器の数々を「Basics」としました。
本展ではその「Basics」の第一歩を踏み出したいと思います。

陶作家 伊東正明

 

#伊東正明Basics

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