食堂の基準のお酒

 
坂間洋平 / 今古今と日日食堂


世の中には美味しいお酒がたくさんあります。また、お客様の好みも千差万別です。

日日食堂のお料理とお酒の相性、現在は日本酒の「鍋島」を基準に考えています。これは昔、バーで勤めていた時代の考え方にさかのぼります。

バーでは、そのお店の基準となるお酒を決めて、そこからお店独自の味の基準のマップを作っていました。

ちなみにグレンモーレンジ12年をその時のバーでは±0の基準のお酒として考えていました。

「クラガンモアは蜂蜜のように甘くて女性的だから優しい味わい」
「カリラはピートが効いていて上品な味わい、力強く男性的」

このようにしてお店の好みや傾向は形になっていきます。

このように、あくまでも一例ですが料理屋のお店で提供するお酒の選び方には基準があります。

そのあたりを一歩踏みこんで店主にお話を伺ってみると、行きつけのお店がもっと好きになるかもしれませんし、自分の好みと合わないなと考えていたお店の思慮深さや専門知にこれまでと変わってうんとと素敵に見えてくるかもしれません。