加地学 初窯展 5.26(日)-6.2(日)

会 期: 2024年 5月26日(日) - 6月2日(日)
在廊日: 5月26日(日)-27日(月)
時 間: 10時-17時(※ 会期中無休)

Photo by: 伊藤治人(ギャランドゥ)

略歴:

1967年  北海道札幌に生まれる
1987年  4年間の会社勤務の後、インドの旅へ
帰国後、陶芸を学ぶ
1995年  森岡成好氏に師事
1999年  北海道留寿都村にて築窯
2021年  立ち退きで北海道伊達市へ移住
2024年 初窯

加地さんのうつわは
しっかりと焼き上げられていて
とにかく頑丈だ。

それは、
窯の温度や土を練る
ろくろを挽くといった
物理的な要素だけではなく
概念として
意識の中でぐっと引き締める

心魂とでも云うべきか
どれだけそこに込められるかが
大事なのだと云う。

頑丈で美しい。
それが加地さんのうつわの特徴だ。

さらに、
加地さんのつくる注器は
どれひとつとっても液垂れをしない。

そう。
ここでも加地さんのうつわには
機能と美が見事に共存しているのだ。

ある陶芸家は
加地さんのろくろを挽く姿を見て

「外側ではなく、内側をつくるのが大事なんだ」

と作陶における大きな気づきを得たと云う。

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